昨年2014年、創立25周年の節目を迎えました。25周年と言うと四半世紀です。企業を四半世紀続けてきたことは、手前味噌ですが大変誇らしいこと。それを支えてくれている協力会社さまや社員に何か恩返しがしたいと思い、真っ先に思い浮かんだのが周年の記念謝恩会の開催と記念品の作製です。その際、やはり周年全体を貫く何かシンボリックなものが欲しいと考え、周年ロゴを制作してみました。

当社の場合、日頃、お客さまのロゴ制作は通常業務で行っていますが、自社のロゴ制作という業務は会社ロゴ以来、久しぶりの仕事。デザイン部門に所属するスタッフ全員のチカラ試しといった趣もあって、全員で周年ロゴ制作にあたりました。ベテランから新人までが同じスタートラインに立っての社内コンテスト。誰の作品が選ばれるのか、大いに興味がそそられ、デザイナーたちも各々のアイディアや個性を活かして臨みました。

各デザイナーからあがってきた周年ロゴのデザインを、デザイナー本人はもちろん社員全員で人気投票。最終的に残った3デザインを決戦投票というかたちで最終審査。一番得票の多かったデザインを当社25周年ロゴとして採用しました。デザイナーそれぞれの考え方がロゴに反映され、個性の輝きを垣間見ることができ、大変有意義な社内コンテストになりました。

当初、何かシンボリックなものを作ろうと思いスタートした周年ロゴですが、多方面で存在価値を発揮することに。まずは、謝恩会の招待状、次に名刺、謝恩会会場での看板、記念ビデオ、周年記念品、会社案内、そして最後にコーポレートサイトとしてのホームページ。周年ロゴを見た瞬間、誰もが、25周年→記念年→謝恩や祝賀→信頼→スムーズなコミュニケーションへとつながっていきました。

25周年記念によって、今まで以上にお客さまや協力会社さまとも良好なコミュニケーションを行えたことは、周年の成果です。そして、実はそれ以上に嬉しいことが。それは、社員同士の絆が深まったこと。25周年を社員全員の協力のもとで行った達成感と共に、会社が一つのチームとして認識できた、会社の歴史を担う一員として意識の共有化を図れた、その結果、モチベーションを大いに上げることに成功！！したのです。